スポンサーリンク

会社員からフリーランス(個人事業主)になる前にやっておくべきこと

フリーランス

多様な働き方が認知されつつある昨今。会社員から独立してフリーランス(個人事業主)になろうとお考えの方も多いはず。

ただ、会社員とフリーランス(個人事業主)とでは、働き方だけでなく社会的な立ち位置も大きく異なるので、さまざまな「変化」に対応すべく色々な準備や行動をする必要があります。

というわけで今回は、実際に会社員からフリーランスになった経験から、フリーランスになる前にやっておくべきことをまとめてみました!

開業届や健康保険・年金等の手続きについて理解しておく

会社員が個人事業主になるときには、開業届の提出や社会保険・年金等の切り替え手続きが必要になります。
これらは手続きの期限が割と早めに設定されているため、手続きの存在を知らなかったり準備に時間がかかったりすると、あっという間に期限オーバーになってしまうんです。
そうならないように、あらかじめ手続きについて調べておき、理解を深めておくと良いでしょう。

基本的に必要となる手続きは以下のとおり。

  • 開業届の提出:事業の開始等の事実があった日から1か月以内。納税地を所轄する税務署で手続き。郵送やインターネットでの提出も可能
  • 社会保険から国民健康保険への切り替え:会社を辞めた日の翌日から14日以内。市区町村役場で手続き。郵送・インターネットでの手続きが可能な場合もあり。会社が発行する「健康保険資格喪失証明書」が必要
  • 国民年金への加入:会社を辞めた日の翌日から14日以内。市区町村役場で手続き。郵送・インターネットでの手続きも可能

これら以外にも、個人事業主としての業種によっては行政等の許認可が必要だったり、あるいは国民年金以外の年金制度が利用できたりするなど、必要な手続きは人(業種)によってまちまちです。
自分がなろうとしている業種の場合、どのような手続きが要るのかを綿密に調べておきましょう。

クレジットカードの発行と引っ越しが必要なら退職前に済ませる!

残念ながら個人事業主は、会社員と比較して「社会的信用」がありません。
そのことを実感する場面はいろいろありますが、特に「あっ!」と困りやすいのは「クレジットカードの発行」と「引っ越し」です。
経験上、これらは個人事業主として安定した稼ぎを数年継続してからでないと、審査で弾かれる可能性が高い。ですから、必要なら退職前に済ませておくのが得策です。

特に引っ越しについてはぜひ、よく考えてみてください。
というのも、会社員の生活にマッチして選んだ物件は、個人事業主としての生活にはマッチしない可能性があるからです。
実際私も、会社員時代は「確実に座れる電車で通勤できること」を第一優先で家を選んだため、日当たりが悪くだいぶ狭い部屋でした。会社員であればそもそも日中は家にいないのでそれで良いのですが、Webライターになってからはそんな部屋の中でずっと仕事しなきゃならず、それがかなり辛かったです。

フリーランスとしての生活を満喫したいのであれば、理想のライフスタイルを見越した物件にあらかじめ引っ越しておくのを検討するのが良いと思います。
通勤の必要がなくなるなら、思い切って郊外に引っ越せば、安い値段で条件の良い物件を借りやすくなりますし。

ちなみに私の経験では、クレジットカードや賃貸の審査の際には、所得を証明する書類として「納税証明書」や「確定申告書」などを求められることが多かったです。
特に初年度はまだこれらの書類を出すことはできないので、クレジットカードや引っ越しの審査はだいぶ厳しいのではないでしょうか。

余談ですが私の場合、クレジットカードを独立後に作れたのは3年くらい経過した頃。引っ越しができたのは4年が過ぎて5年目に突入した頃でした。

周りの人への相談やあいさつ(兼・営業)

個人事業主が仕事を有効に獲得するには、やはり「人脈」が命であると私は思っています。
ですから、「私は会社を辞めて個人事業主になります!」ということを周りの人に周知するとともに、あわよくば仕事のご縁をいただくための「相談」や「あいさつ」がとても重要です。

これにはSNSが非常に有効だと思います。私の場合、Facebookで個人事業主になった旨をあいさつを添えて投稿したことで、その後にFacebookつながりでお仕事をいただくことができました。
もちろん、親しい人やお世話になった人には、直接あいさつに行くなり、あるいは食事などにお誘いして話をするのも大事です。

周りの人にあいさつや相談をするときに大事なことがあります。
それは、たとえ前職に不満があっての独立だとしても、前職の悪口は絶対に言わないこと。

人間関係は、自分の知らぬ意外なところでつながりがあったりします。悪口を言ったことが人に伝われば、それはあなた自身へのネガティブ評価につながってしまい、もしかしたら貰えるかもしれなかった仕事を失う可能性だってあります。

前職の悪口ではなく、フリーランスとして自分はどういうことをしていきたいのかなどの、前向きな話をしましょう。そうすれば、応援の意味も込めて仕事をくださる人もいるかもしれません。

3か月くらい稼げなくても平気なくらいのお金を貯めておく

個人事業主として初月から会社員時代なみに稼げる人は稀です。
だいたいの人は「仕事がなかなかもらえない!」という状況からスタートします。
そのため、仕事=収入がなくても困らないで済むようにお金を貯めておくことが必須です。

では具体的にどのくらい貯めておけば良いのか?色々な考え方がありますが、個人的には「3か月くらい碌に稼げなくても平気なくらい」は最低限、必要かなと思います。

なぜ「3か月」か?これは「自己都合」による退職の場合、失業保険を受給できるのが約2か月後からだから。つまり、自己都合で退職した場合は、少なくとも2か月は失業保険を受給できないからです(「給付制限」といいます)。

個人事業主として仕事を始めると、生活だけではなく仕事のための支出も生じるし、それまでは天引きされていた社会保険料の支払いも始まるので、思った以上にお金がどんどん減っていきます。
そのことも踏まえて3か月、あるいはそれ以上分のお金を貯めておくことを個人的にはおすすめします。

まとめ

というわけで今回は、実際に会社員からフリーランスになった経験から、フリーランスになる前にやっておくべきことをご紹介してきました。

会社退職は後戻りできない意思決定。清水の舞台から飛び降りるようなものです。だからこそ、独立前にやるべきことはしっかりやっておくことが大事です!

タイトルとURLをコピーしました