スポンサーリンク

名刺整理で気づいた「名刺交換で印象を残せる人」

フリーランス

先日、約10年分たまっていた名刺を、ようやくすべてデータ化することができました。

ところで、名刺を見ていると「印象に残っている人」とそうでない人とがいることに気づきました。顔や会話まで鮮明に覚えている人もいれば、名前を見ても何も思い出せない人もいる。この違いは、どこからくるのでしょう?

どうせ名刺を渡すなら、相手に少しでも印象を残したいですよね。そこで今回は、名刺を整理して考えた「印象に残っている人」の法則についてまとめてみました。

法則1.エピソード記憶は印象を残しやすい

まず、名刺を交換するときに、その記憶がエピソード記憶として残っていると、相手の印象に残りやすいです。これは、すべての名刺交換において活用できる大事な考え方だと思います。

エピソード記憶として残るかどうかは、半分は名刺交換の状況(どういう場所で、どういうタイミングで交換したものか?)が関与してきますが、もう半分は、名刺を渡す際のコミュニケーションに起因しています。

「○○と申します、よろしくお願いします…」「あ、こちらこそよろしく…」という1ラリーだけだと、印象には残りづらいです。これは他の人も、似たようなラリーをしているからです。

では、どうすれば他の人との「差」をつくれるのでしょうか?いくつか方法はありますが、個人的には、もう1ターン会話のラリーをプラスすることでエピソード記憶をつくるのが有効だと思います。

例えば、相手の名刺に書かれていることから会話の糸口を探ってみるという方法があります。「○○にオフィスがあるんですね!あそこの駅は…」といったように会社の場所に触れてもいいですし、相手が名刺に記載している「役職以外の」肩書に注目してみるのも面白いです。たとえば「○○士」や「○○検定○級」といった資格があれば、「これはどういったものなんですか?」「○○検定持ってるんですね!」といった具合に、会話のきっかけにしやすいですね。

もちろん、こちらがお渡しする名刺にも、相手にひっかかるような「仕掛け」があるとなお有効だし、そういったものがなくても、三つくらい「名刺交換のときのトークの突破口」を持っておくと良いでしょう。

ちなみに私の場合、自分の苗字がやや珍しく、東日本の人だと間違えやすい読み方をします。それを利用し「これで、○○と読みます」という一言を添えるようにしています。たいてい「え!珍しい読み方ですね!」「どこの地域の苗字なんですか?」と、会話のラリーが続いてくれます。

法則2.名刺を渡した後に送るメッセージ

先の「エピソード記憶」の話は、たしかに他の人がやっているような無味乾燥なコミュニケーションよりは記憶に残りますが、これでバチっと印象を残せる!というわけでもありません。

もちろん、名刺交換すべてが「印象に残らないといけない!」というものではないのですが、では「特に印象を残したい」場合には、どうすれば良いのでしょうか?

これもいろいろな方法がありますが、個人的には「名刺を渡した後にメッセージ送る」のが、良い方法だと思っています。名刺を交換した相手に、帰宅後や帰社後などにメールなどでメッセージを送ってみればいいんです。

これは「お礼メール」というもので、実は名刺交換後のマナーとされていますが、社会に出てみると必ずしも全員がやっている訳ではないことが分かりますよね(というよりも、業界や会社の文化によるのかな)。だからこそ、実は印象に残りやすいんです。

フリーランス同士のコミュニケーションであれば、SNSでメッセージを送ってみるのだって「有り」です。仕事の道具として使うメールよりも、よりフランクなコミュニケーションツールであるSNSの方がありがたいし、つながりが持続する可能性が高いからです。

送るメッセージは、お礼の言葉や自己紹介などをテンプレート化して用意しておいても良いですが、名刺交換の際の会話やその日とったコミュニケーションをもとに文章を加えると、より丁寧さが出ます。

これは私の経験則ですが、私は学生時代にあるプロジェクトに参加しており、テレビに出るようなすごい人たちと名刺交換をしていた時期があります。当然、若造である私に対しては、私からお礼のメッセージを送っても何も返ってこない方も多い中、ひとりだけ非常に丁寧に、その日交わした会話をもとに長文で返信をくださった方がいました。その方とは以降お会いできていませんが、そのエピソードは強烈に残っており、今でもメディアで見かけるたびに「良い人だ…!」という記憶がよみがえります。

法則3.名刺交換は一期一会。悪い印象は残さない!

「すごい人は若造である私に対しては、メッセージを送っても何も返さない人も多い」ということを書きましたが、正直なところこの「返してくれなかった人」には、あまりいい印象を持っていません。

どれだけテレビ等メディアで「良い人」に見えても、「この人は名刺交換した相手からのメッセージを返信しない人だ」というネガティブなイメージを持ってしまっているんです。

もちろん、そういった方たちは日々、たくさんの人と名刺交換をしているので、いちいち一人一人を相手にするのは難しいのが実情でしょう。とはいえ、同じくらい多忙なはずの別の人がしっかり返信してくれたりすると、どうしてもそこで「差」はついてしまうもの。しかも、ネガティブな印象というのは、記憶に残ってしまいやすいんです。

きちんと相手の目を見てコミュニケーションをとること。相手や相手の会話に興味をしっかりもつこと。そして、お礼のメッセージを送ること。相手から先に送られてきたら、すぐに返信をすること。

ここまでのお話をまとめると、結局のところすごく当たり前のような話に見えますが、これら全てをしっかりと出来ている人は多くはないです。だからこそ、これこそが「名刺交換で印象を残せる人」の鉄則だと言って良いと思います。

タイトルとURLをコピーしました