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フリーランスの「報酬が振り込まれない」リスク対処

フリーランス

フリーランスなら誰しもが遭遇経験のある「報酬がちゃんと振り込まれない」緊急事態。

毎月の売上に余裕があるならばともかく、ギリギリでいつも生きているフリーランスにとっては死活問題です。

というわけで今回は「報酬がちゃんと振り込まれない」というリスクへの対処方法について考えていきましょう。

フリーランスこそ収支のサイクルをミスなく回さなければならない

まず先に知っておいていただきたいのは、フリーランスは会社員と比べて「報酬がちゃんと振り込まれない」という事態が生活や仕事に大きな影響を及ぼすということ。なぜならば、フリーランスは会社員と比べて基本的に「社会的信用」が低いからです。

例えば、クレジットカードの引き落としがあるとして、もしその日までに入る予定の報酬が振り込まれずに、カードの引き落としが失敗してしまったら。もちろん、1回引き落としミスがあったからといって、すぐにカードが使用停止になることはあまりないでしょうが、もしかしたらその1回のミスで、いわゆる「ブラックリスト」に載るかも知れません。すると、ただでさえ高くはない「社会的信用」をさらに損ねることになります。

ギリギリを生きているフリーランスの中には、クレジットカードを文字どおり「切り札」として使っている方も多いはず。だからこそ「社会的信用」を損ねないために、収支のサイクルはミスなく回さなければなりません。

フリーランスが請求書を出すときの注意点

では、「報酬がちゃんと振り込まれない」リスクに具体的にどう対処すべきでしょうか。

まず重要な事前対策として、請求書の手続きをミスなく行うことが挙げられます。以下に挙げたポイントを押さえつつ、間違いの無いよう請求書を出すようにしましょう。

・提出日・振込締切日等の日付(特に1月は「年」が変わることに注意!)
・案件や工程等の請求費目の内訳(今月の請求として出して良いか分からないものは先にクライアントに確認!)
・単価設定(案件や工程によって単価が異なる場合は特に注意!)

・課税設定(消費税の税率は合ってますか?)
・源泉徴収の設定

請求書は、クライアントと取り決めたタイミングに間違い無く提出できるよう、毎月余裕を持って準備するようにしましょう。ギリギリになって慌ててしまい請求書にミスがあると、クライアントの処理を滞らせたりする原因になります。

特に注意すべきは「初めて出す時」と「締め日が祝日・休日と重なる時」

請求書を出す上で特に注意してほしいのが、請求書を「初めて出す時」と「締め日が祝日・休日と重なる時」です。

請求書を初めて出す時というのは、こちらもクライアントも初めての手続きということで、ミスや誤解が生じやすくなっています。実際私も、クライアント側の手続きミスで、報酬が期日に振り込まれていなかった経験がありました(その日に問い合わせをし、翌日に振込対応していただきました)。
だからこそ、クライアントに初めて請求書を出す時は、特に念入りに確認して作成・提出しましょう。

締め日が祝日や休日と重なる場合。これは契約の内容にもよりますが、基本的には直前の平日に出すと良いでしょう。なぜならば、祝日や休日に提出してしまうと、クライアントが請求書を確認するタイミングが、期日よりも後になってしまう可能性があるからです。特に、連休になることが殆どのゴールデンウィークと年末は要注意。

それでも報酬が振り込まれなかったら?

では、請求書をきちんと出して、それでも期日までに報酬が振り込まれなかったら?

まずは契約書および提出した請求書を再度確認しましょう。もし、こちら側に勘違いがあって、それに気付かないままクライアントに連絡をすると、心証が悪くなるかもしれないからです。

確認したうえでこちら側に問題が無いようであれば、遠慮せず速やかにクライアントに連絡をとりましょう。メールで連絡をとるのでも良いですが、電話連絡ができればそちらの方がより良いです。メールだとクライアントが見るのに時間がかかり、対応してもらえるのが遅くなる可能性があるからです。

この連絡の際に大事なのが「報酬はいつ振り込まれるのか?」を確認すること。遅くなった報酬の振込タイミング次第では、先述したクレジットカードの支払いなど、支出に備えてお金を別で用意する必要があるからです。

また、聞けるようであれば、報酬が正しく振り込まれなかった原因について聞くなどして、こちら側の対応に問題がなかったかを確認しておくと安心です。

なお、クライアントに問い合わせる際、相手側に非があるからといって、怒りの感情を表に出すのは、クライアントとの良好な関係構築という意味では、良くないかもしれません。クライアントとはいえ人間ですから、不本意なミスが起きることはあります。
しかし、どう考えてもクライアントの説明にどうも納得ができないとき。例えば、手続き上のミスではなく、クライアント側の金銭的な都合で振り込みができなかったというような場合は、取引を行う相手としての信用度に欠けると判断し、仕事をすることそのものを見直すことも考えましょう。

フリーランスだからこそまずは安定した収支サイクルが重要

今回は「報酬がちゃんと振り込まれない」というリスクへの対処方法について考えてきました。

もちろん、仕事の請求書をきちんと提出したら、期日どおりに報酬が振り込まれるのが、本来あるべき姿です。

一方で、クライアント側も結局は人間が作業をやっているので、「振込ミス」は確実に防げるものではありません。だからこそ、「報酬が正常に振り込まれないリスク」に備えることが、本当に大事です。

・大事なお金の引き落としがある日には、口座にきちんとお金を入れておくこと(報酬の振り込みをアテにしない)

・どこかの会社から振込ミスをくらっても、とりあえずなんとか回るだけの収支サイクルを組み立てておくこと

特にこの2点は、大事にした方が良いと思います。

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